IT活用力
こんにちは。サイボウズ上海のFです。
今回はITの活用力について考えてみたい。
去年10月のサイボウズ上海ブログ
http://blog.cybozu.co.jp/china/2010/10/post-8c07.html
でも書かれているとおり、現在中国では急速な経済発展とともにIT投資が増大している。
会社の発展のため、積極的にITシステムを導入しようと
中国企業の姿勢が伺える。
しかし、会社の発展にはIT投資の増加だけでなく、
ITの活用力を高める必要がある。
私が以前務めていた会社では毎月全社員を集めて、
月次朝礼が行われていた。
新入社員入社後の5月の月次朝礼で、
毎年、社長が以下のようなことを話していた。
「新入社員は現在、投資の状況にあり、今後は会社に利益をもたらしていく資産になっていってもらいたい。決して、ただの費用、ましてや特別損失とはならないようにしてほしい。そのために社員のみなさんには、各自のレベルで新入社員をどのように活用していくか考えてもらいたい。」
これは新入社員の成長とその他社員が人材を活用する力を高めてほしいという社長の期待の言葉である。
これはITの話ではないが、ITシステムの導入に対しても参考となる言葉である。
ITシステムも導入当初は利益よりも費やす金額が多いものである。
例えば、
・ユーザーが新しいシステムに慣れていないため、業務が非効率になる。
・業務に合わない部分があり、設定変更やシステムの修正などが必要になる
・ITシステム導入当初はシステムの一部機能しか利用していない。
という理由で、時間という形で金が費やされていく。
そして、これらの状況を改善できずにいたため、
以下のような言葉を聞くことがある。
・新しいシステムに慣れないユーザーが以前の方法で業務をするようになり、
システムが使われなくなった。
・ユーザーの不満や要望を吸い上げて、システムに反映できなかったため、
システム導入による効率化が進まなかった。
・通常業務に忙しく、導入当初想定していた業務の範囲まで
システムを応用するに至らなかった。
ITシステム導入を大きな利益をもたらす資産とするためには、
IT投資を増加するだけでなく、
導入時・導入後も継続してITを活用していこうというITの活用力を
高めることを考えていかなければいけないのではないだろうか。
まずはITに対する社員の認識を変え、各自のレベルでもっとITシステムを
活用できないか考えるようにしていくこと。
そして、トップはやシステム担当者に任せるだけでなく、
自らもITシステムを使いきろうと考え、積極的に関わっていくことが必要である。
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6月 13, 2011 | 固定リンク
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